【手作り】70cmベビー:ライオンのカバーオール
526gで誕生したミニ太も修正月齢7ヶ月を超え、ようやく「新生児サイズ」もしくは「60サイズ」の衣類を着用してもぶっかぶっかではなくなりました。
つまり上記なら、やっと型紙付き書籍に掲載されているサイズな訳で(嬉)。
NICU退院後のミニ太にはニットキャップやスタイといった小物は製作していたものの、衣類に分類されるものはまだ作っていなかったことに気付き。(NICU入院中は、ミニミニ短肌着は作ったりした)
という訳で、2019年初縫いは、ミニ太のお洋服と相成りました!!!
カバーオール完成図
今回記事をおこすにあたり、今更ながら改めて調べてみました、「ロンパース」と「カバーオール」の違い。
ロンパース・カバーオールとも、“トップスとボトムスが繋がったつなぎのような形の衣服であり、股下に留め具(スナップ)がついている”という点は共通。そので、諸説ありそうでしたが何となくまとめると
- ロンパース:下着として着用されることが多い
- カバーオール:肌着の上に着る外着を指し、足元を覆う部分が多い。ひざあたりまでの長さはショートオール、足首まではカバーオール。
という事だそうです。なるほど。皆様はご存知でしたでしょうか..?
でもね、メーカーさん・出版社さんによって、上述の限りじゃないんだよね..。
例えば、ユニクロではロンパースにあたるものは「クルーネックボディ」と称しているし。
今回使わせて頂いた書籍の型紙も、足首まで布地あるのに「ライオンのロンパース」だし(後述)。…謎は深まれり。
取り急ぎハハはロンパース=肌着的なもの、カバーオール=上着/外着的なもの、で行こうと思います。
…と話を元に戻しまして。ライオンのロンパ..でなくカバーオール。
襟がたてがみ風に大きめにギザギザなっているのと、後ろにあるチャームポイントでライオンを表しています。
そのチャームポイントというのが..
しっぽ!!! しっぽ先は毛糸です。しっぽそのものは身頃と同じ布地です。
今はまだお座りまでしかできないミニ太なので可愛さ半減なのですが(苦笑)、つかまり立ち・伝い歩きなんかし始めた時にはキュートなんだろうなぁ..と思いを馳せています。
カバーオール着用図
70cmサイズの型紙で製作したものを、63cm前後のミニ太が着用しています。中にロンパース着用中。
気持ち大きめといったところで、若干余裕があります。
しっぽ、可愛いぜ!! (寝返り後のうつ伏せ状態を暫く放置したくなる(笑))
使用生地など
- 身頃:130cm幅 リバーシブルキルトニット 色:マスタード @ 生地のお店 Le Sucre
- たてがみ襟:数年前に購入したコーマスムースニット 色:チョコブラウン @ Pres-de
Pres-de オリジナル 広幅155cm幅コーマ スムース ニット 無地■40/コーマ糸を使用したオリジナルカラーのスムースニット生地になります♪
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- 袖口:2017年末に購入したスパンテレコ 色:マスタード @ 服地・布地のマツケ
袖口や襟口のリブなどに!40/スパンテレコ♪ |
- スナップボタン:プラスナップ 9mm直径 色:ライトブラウン
リバーシブルキルトニットは、こちらの「130cm女の子:ロングチュニック」で使用した生地と同じです。
ムスメの時はドット柄を主にしていましたが、今回はボーダー柄を主にしてみました。(股下のマチ部分だけドット柄w)
肌触りがとても良く、柔らか。洗濯してもほど良いくったり感で、変に伸び/たるみもありません。
残念ながら既に完売しているようでした。
Pres-deさんのスムースニットは他の色もいくつかストックしているのですが、本当に柔らかで。
ムスメも「気持ちいい~」と、このニットで製作したカットソーはよく着てくれました。
落ち着いた色みなので、シックな装い&秋冬のお洋服にバッチリかも。
同色のスパンフライスも揃っているので、Tシャツ・カットソー作りに大変重宝します。
使用型紙
「ライオンのロンパース」from 「子どもの着ぐるみ服」 成美堂出版
はい、足元まで布はあるのですが「ライオンのロンパース」です。
こちらの書籍では、この手の形のものは軒並み「ロンパース」と称されていました。
型紙からの主な変更点は、
- 袖口を単なる三つ折りから同色スパンリブで切り替えて多少の伸縮性を付けた
(足首部分は見返し部分の縫いが大変になるので止めました) - しっぽの長さを(これでも)4cmほど短くした
- 書籍ではしっぽの毛先の毛糸を切り離していたが、撚りがほどけると思ったので切らずに(輪のまま)縫い付けた
(輪のままの方が、意外としっぽの毛先っぽい気がする) - プラスナップを1組増やした
(ちょうどおへそのあたり、上から6つ目、ボタン間の間隔がつまっているところです)
の4点です。
書籍ではダブルガーゼ生地で製作されていましたが、こんなあったか生地の方がむしろライオンのむっくり感?が出てハハはお気に入りです。
本書、着ぐるみ服各種が本当に可愛くて、ページを眺めているだけでも癒されます💛
着ぐるみ服というタイトルですが、実際は着ぐるみ“風の”カバーオール・ジャケット・スリーパー、小物etcと言った方が正しいかもしれません。
どれも部分的な飾り(=耳・目などの装飾)で動物にはなっていますが、きちんと実用的です。
ですので、「普段使いの服に、ちょっと変身感が欲しいなぁ~」という縫い縫いさんにはもってこいの一冊だと思います。
逆に、(ハロウィーンや記念撮影?に用いたいような)本格的な・仮装用の着ぐるみ服を希望される方にはイマイチかもしれません。
また、型紙のサイズが殆ど80cmサイズまでで、90cm以上は少なめです。
小粒のミニ太にはもってこいのサイズ感で、ハハとしては大変嬉しかったのですが^^;。
製作メモ
製作時間は型紙転写の時間を除いて5時間以内。
皆が寝静まったあとにスタートして、途中ミニ太に夜間ミルクをあげつつ、外が明るくなりきる前に(笑)完成しました!