【作り方】ショッピングカートカバー/ベビーカートカバー
昨年末最後の縫い縫いだったミニ太用「ショッピングカート/ベビーカートカバー」。
ベビーカートのガード部分(T字型になっているところ)に取り付けるほか、主にレストラン・フードコートにある乳幼児用のハイチェアにも応用できる代物です。
当サイトはハンドメイドジャンルであれば「食事エプロン (無料型紙)」の検索から訪れて下さる方が多いのですが(いつも本当にありがとうございます)、最近この「ショッピングカートカバー」で訪れて下さる方も増えており。
書籍でこのカバーのレシピ(作り方)を扱っているのは見たことないし、でも世のお母さんたちは赤ちゃんのレロレロ攻撃に悩まされているのではないか?!? と勝手に考え、簡単ではありますが以下に作り方を公開させて頂こうと思います。
もしこのページを見て「作ったよー」なんて方がいらっしゃれば、コメント頂けたら大変嬉しいです/励みになります♪
※2021/05/21:布地寸法が誤っていたため、修正致しました。サーモン様、ありがとうございました。
ショッピングカートカバー 出来上がりイメージ
出来上がりサイズ:縦約28cm × 横36cm
ショッピングカートカバー 用意するもの
布地は縫い代込みの寸法です。
余り布使用の為、色バランスはこの際無視下さい^^;
- キルト布 30cm×38cm 1枚
→カバー裏面(カートに触れる側)に使用します。
→赤ちゃんが勢い余ってガードに突撃?した時のクッション材として(そしてムスメのリュックの布が余っていたので)キルト布を使用しましたが、必須ではありません。少し厚手のシーチング生地などでも良いかと思います。
(あまり薄手だと型崩れしやすいと思われます) - ダブルガーゼ・綿シーチング生地
左右の布地を切り替える/2分割する場合は1)30cm×15cmを1枚、2)30cm×25cmを1枚
真ん中部分の布地を切り替える/3分割する場合は 14cm×30cmを3枚
→カバーおもて面(赤ちゃんの肌に触れる側)に使用します。
→こちらもダブルガーゼ必須ではありませんが、肌触りが良いものの方が優しい&もし舐め舐めが好きな赤ちゃんなら、吸水性がある方が良いかなと。 - 赤ちゃんが手遊びするのに良さそうな小物 お好みで
→紐、タグ、リボンなどをカバーおもて面に挟み込んで縫う想定です。
→本作り方では、ミニ太が好きな「細いもの」=紐と、「ツルツルしたもの」=タグ(古着のタグw)を用意してみました。 - プラスナップ 4組
→直径は9mmでも13mmでも、布地が留まれば良いので余っているサイズ・好きなお色でご自由に。
本作り方では9mmのプラスナップを使用しています。
→プラスナップが無い場合はマジックテープでも良いと思います。その場合、ジャブジャブ洗濯する想定なのでアイロン接着のものは取れやすい可能性がある為避けた方が良いかもしれません。
作り方
1. ダブルガーゼ生地の表に、紐・タグ・リボンなどを任意の位置に縫い代0.5cmで仮止め縫いする
→縫い位置はもうお好みで構いません。
→今回ハハは、紐が幅1cm強×3本だったので、両端から4cmのところに幅3cm弱のタグ、2cmほど間隔を開けてタグもしくは紐、中央(15cm位置)に(玩具等を留める用の)輪っかリボン、…という感じで仮止め縫いしました。
2. ダブルガーゼ生地を中表に合わせ、おもて面の生地を縫い代1cmで縫い合わせる
→縫い合わせる際、1.で仮止めしたタグ類を挟み込みながら縫います。
→ダブルガーゼ生地を3分割した場合は、2箇所縫い合わせます。
3. 縫い終わったあと、アイロンで縫い代を割る
4. キルト生地裏に、各四隅の端から各辺5cmのところにしるしをつけ、線で結ぶ
5. 裏面布(キルト生地)とおもて面布(ダブルガーゼ生地)中表に合わせる
→中表に合わせているので、タグ類は外からは見えない状態です。
6. 端から10cm程度のところより7-8cmの返し口を設け、返し口以外を縫い代1cmでぐるりと縫い合わせる
→角は、4.で結んだ線の線上を縫っていきます。
7.四隅の三角部分を縫い代1cm残してカットする
8. アイロンで、縫い代を割る
→生地が薄いダブルガーゼ生地の縫い代を折るとやりやすい。こうすることで、布地を返した時に端がきれいに出やすいです。
9. 返し口から布地を返しておもて面布・裏面布の柄が出るようにし、形を整える
→四隅の角などは目打ち(無い場合は待ち針で代用可)で布を端っこまできちんと出してあげるときれいです。
10. 最後にぐるりと1周、端から0.2cmのところを縫う
→ぐるりと一周の縫い目が出てしまうのが嫌な場合は、返し口を手縫いでまつるのみでも構いません。
ハハは手作業でまつるのが面倒なので「ぐるりと1周」で済ませる魂胆です。
11. 各四隅から5cmのところにしるしを付ける
→ここにプラスナップを取り付ける=目打ちで穴を開ける場所の目印です。
12. プラスナップを付ける
→目打ちなどで穴を開けてからだと楽にスナップを取り付ける事が出来ます。
→おもて面布(ダブルガーゼ生地)側にプラスナップの「ヘッド」(画鋲のような形の、平面側)、うら面布(キルト生地)に「バネ」「ゲンコ」をセットします。
→また、「バネ」と「ゲンコ」を互い違いに取り付けることで、カバーを縦にも横にも使う事が出来ます。
出来上がり!!
…いかがでしたでしょうか。
今年もインフルエンザ大流行中ですし、ちょい手間かけて身近なところからウイルス感染対策を行うのも一案かと思います!
作り方を探していてこちらのページにたどりつきました。
ひとつお伺いしたいのですが、
裏面キルトのサイズが30×42で
表面2枚(15センチと25センチ)切替で作るとタグを挟んで縫い代1センチで作り
表面の出来上がりが30×38となり、裏面キルトと合わせた際に重ならないのですが
私の理解が悪いのでしょうか・・・
サーモン様、コメントありがとうございます。
そして大変申し訳ございませんでした、明らかに当方の誤記でございます…。
ご指摘下さり御礼申し上げますとともに、誤った裁断情報を掲載し深くお詫び申し上げます。(なぜこの計算なのか、振り返っても分からず…)
「出来上がりサイズ:縦約28cm × 横36cm」を正とすると、
・裏面キルト布:(誤)30×42→(正)30×38 ですね。
お手数をお掛けしますが、キルト布をサイズ調整頂けましたら幸いです。
記事は修正させて頂きます。
作りたいものにどストライクなレシピだったので
思わず食いついてしまいました。
お食事エプロンも作りました!
迅速なご対応感謝いたします。
ありがとうございました。
コメント失礼致します。
姉からの依頼で、カートカバーを作ることになり、このサイトにたどり着きました。
まだ作っていませんが、参考にさせてください。
pine様、ご連絡ありがとうございます!
自分のふとしたアイデアが少しでも役立ちましたら幸いです。