ミニ太出産:帝王切開手術

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ハハの重症妊娠高血圧腎症により24週1日でこの世に誕生したミニ太。526g

人生最初(で最後の)帝王切開手術について、思い出せるネタを綴っておこうと思います。

帝王切開手術前のイロイロ

個人的にびっくりしたのは、手術15分前くらい(ちょうど手術用の衣類に着替え終わったころ)に看護師さんがバリカンとカミソリ片手にやってきて、
「お下の毛、剃りますねー」
ジョリジョリジョリ…  と、股上部のアンダーヘアをきれいに剃って頂いた事。
ムスメは普通の経膣分娩だったので(会陰切開はしましたが)、恥ずかしながら予想だにしておりませんでした。

後から調べれば帝王切開あるある(というより当然の処理)のようで、この剃毛(ていもう)処置は手術中の感染予防の為。

おかげさまで出産後も数ヶ月はツルツル?!でした。…はい、プチ下ネタ申し訳ありません。

 

その他、手術前の食事制限(14時手術に合わせ、早めの朝ご飯は頂いた気がします)、導尿(尿管に細ーい管を通し、おしっこを出して膀胱を空にしておく)などもあったと記憶しています。特に便秘ではなかった為、浣腸はありませんでした。

 

いざ帝王切開

当方の帝王切開は、腹部を「横方向に切る」のではなく「縦方向に切る」でした。
これはハハの場合

  1. 時間短縮を優先(早く赤ちゃんを取り出す事が出来る)、
  2. 子宮筋腫(5cm程度)がある

という2点からの判断だったようです。

傷口はおへそ下4cmくらいから、10cm程度。(出産後9ヶ月経過時点での目視測定値。出産時はお腹の脂肪も水分もいっぱいあったと思うので、手術時はもっと長い距離だったのかと思います)

手術室に入り、まず実施頂いたのは局所麻酔でした。これにより下半身の痛みが無くなりますが、(上半身・下半身の触れられている)感覚&意識は問題なくあるので、先生方の声は聞こえるし反応・応対も出来ました。

そして医療ドラマさながらの、「では〇〇さん(私の名前)の帝王切開術を始めます」「よろしくお願いします」の会話で手術スタート。
局所麻酔あるあるの「医師間のよろしくない会話が聞こえる」立場におりましたが、残念ながら?(笑)そういった不安にさせられるような会話はありませんでした :mrgreen:

手術の間、患者である私は上を向いているわけで、天井にある金属製の照明に私の腹部が映っているような気がしました。
…が、残念ながら当方裸眼が0.1未満で手術室には眼鏡・コンタクト類は装着不可の為、なんとなーく赤黒い部分がぼーんやりとしか見えませんでした。
うーんちょっと見てみたかった。

ミニ太誕生まで、麻酔科の先生が(意識確認の意味もあると思いますが)「気持ち悪くないですか?」「もうすぐ赤ちゃん出ますよ」などとハハの方に触れながら優しく語りかけて下さってました。

 

そして誕生の瞬間。
たったひとこと、

…ふにゃあ。

と泣き声が聞こえました。麻酔科の先生も「今赤ちゃん泣きましたよ、聞こえましたか??」と確認。

ミニ太は生後しばらくは口に呼吸器を付けることとなったので、夫やムスメがミニ太の泣き声を聞くのはだいぶ先のお話になります。
このとき母親である私が一番乗りで聴くことのできた、貴重な貴重な生まれたてミニ太の泣き声でした。

ミニ太の姿そのものは当然ながらこのタイミングでは見せられず。次のミニ太との再会はNICUの保育器となりますが、そのお話はまたどこかで。

 

その後は、ミニ太取り出しまでの時間より、その後の処理・縫合の方に時間を要した気がします。その間、お腹の中をグイグイ押される・揉まれる感覚があり、変な気分でした^^;。

 

手術は30分前後で完了したように思います。

 

P.S. アイキャッチ写真は入院前(入院するなんて微塵も思ってなかった頃w)に訪れた掛川城。澄んだ青空と白い城壁のコントラストが素敵でした☆)

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