【画像あり】ミニ太乳児血管腫/いちご状血管腫経過(19年2月更新)

（2019/02/19更新）

本記事では、526g超低出生体重児として誕生したミニ太が抱えている疾患のひとつ「乳児血管腫/いちご状血管腫」の治療経過について写真/画像でご紹介しています。

乳児血管腫/いちご状血管腫の概要とミニ太の症例については、こちらの記事をご確認頂ければ幸いです。

乳児血管腫：ミニ太の場合（NICU/GCU退院時の状態）

おへその上：幅7-8mm、細長い、平ら（触っても立体感は感じられない）
首のうしろ、付け根あたり：直径6-7mm前後、丸、1-2mm程度隆起/出っ張っている（明らかにぷくっと出ている）
右ちょっと後ろ腰脇：幅8-9mm、長方形に近い（1.～3.の中では一番広い）、うっすら隆起/出っ張っている

【これまでの外来受診状況】

2018年7月中旬：形成外科外来1回目：症状確認、治療法確立、治療法の説明を受ける
2018年7月下旬：形成外科外来2回目：レーザー治療1回目、照射3箇所×1回
2018年10月下旬：形成外科外来3回目：レーザー治療2回目、照射2箇所×1回（おへそ上が茶色/薄くなったため、経過観察に変更）
2019年2月上旬：形成外科外来4回目：レーザー治療3回目、照射2箇所×1回
2019年5月上旬：形成外科外来5回目：レーザー治療4回目予定

治療後の経過【画像あり】

レーザー照射初日は血管腫の箇所にちょっと赤みが増す気がしますが、そこからは明らかに変化していきました。

みるみるうちに茶色く（目立たなくなる）なる：とくにおへそ上が顕著でした。
隆起が減る
面積が小さくなる

【おへそ上経過】

治療1回目から6ヶ月経過
(19年2月)

3箇所のなかで最も治療後の変化が顕著でした。サイズ・色が劇的に小さく、目立たなくなってきました。
19年2月現在、レーザー照射は1回だけにも関わらず、場所を記憶していなければこれは血管腫だったのかほくろなのかの判断も（素人の）見た目ではつかなくなりました。

【首うしろ経過】

3回目治療から2週間経過
(19年2月)

【18年11月】
3箇所の中でもっとも隆起している血管腫。サイズにあまり変化はありませんが、（レーザー治療当日分の変色を差し引いても）赤みが減ってきている気がします。そして隆起もほんの少しずつ低くなっているような。
【19年1月】
画像では分かりづらく恐縮なのですが、11月の時と比べるとさらに隆起がなくなり、ぱっと見では隆起が分からなくなりました。（指で触れば、なるほど他よりは少し盛り上がっているな、程度の感触。ほくろ並。）
【19年2月】
レーザー3回照射済み。隆起が殆ど無いのは変わらずですが、さらに色の変化として赤みが殆どなくなり、茶色になりました。

【腰脇経過】

3回目治療から2週間経過
(19年2月)

3箇所の中で最も面積が広かった箇所。
【18年11月】
NICU入院中もサイズが少しずつ大きくなっていったため心配していましたが、だいぶ小さくなってきました。
【19年1月】
11月の時と比べると面積自体にあまり変化はないようですが、濃度が薄くなってきました。
これも初期の状態を把握していなければ、素人目にはいちご状血管腫であったかどうかも分からない程度にまでになっています。
【19年2月】
レーザー3回照射済み。色味が1月の時以上に薄くなっているような気が。そして面積も気持ち小さくなったかもしれません。

2019年2月時点で、3箇所ともだいぶ「脱・血管腫」化してきました。もう少し..かな？

経過については全箇所治療完了まで引き続き定期的に更新予定です。宜しければお付き合い頂けますと幸いです。